黒沢田楽

志多ら

2010年02月07日 18:27

三河三田楽のひとつ、黒沢田楽におじゃましました。
この田楽は愛知県新城市七郷一色字黒澤に伝わる国指定重要民俗文化財です。

急峻な山道をのぼりつめた道路にその集落があり、主には4人で舞や太鼓・チャッパなどをつとめていらっしゃるそうです。


たった七戸の方々で守っておられました。
お囃子の笛を山麓の東陽小の子どもたちが担っていました。


繰り返される太鼓や笛の感じがどこか花祭とも通ずるものがあるという印象をうけました。
たった一人、青年が一つの舞をつとめており好感がもてました。

「存続も難しいが、やめるわけにはいかない」
とおっしゃり、沢山のファンの方々などで会場は一杯でした。


”伝統の火を消したくない”
私達も花祭などで同じことを思っていますが、更に厳しい状況の中で守っておられるみなさんの存在を知り、胸があつくなりました。

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